清時代の鎮窯

　　窯室はの穿逗式という木造の建築物であります。かまどストーブはかまど室の四分の一を占め、かまどストーブ以外に二層あります。一番下の層は箱詰め、かまどつけに使われています。二階は松の柴を保存する場所です。かまどストーブの天井は、梁なしの天井に似ており、れんが造りのアーチ型の天井であります。高くて大きい煙突はれんがででき、建築技術は高く評価されています。焼成室は一方は大きく、一方は小さい長円形になり、かまど扉のところは幅広くて高く、煙突に近くなる次第に狭く、低くて小さくなるため、「アヒルの卵形のかまど」と言われています。全長は15---20メートルで、容積は300立方メートルぐらいで、最も高いところは6メートルぐらいです。松の柴を燃料（「柴窯」とも言われています）とし、火炎が長くて灰分が少なく、しかも有害な物体が含まれておらず、還元性煙の燃焼に適用します。白い磁器、染付磁器、色釉などの釉面色の呈示効果は良好です。かまど各部位の火炎移動と温度の分布情況によって、それぞれ高、中、低い火加減の磁器素地を詰めて焼くことができます。